起床時に膝が痛い原因とは?朝の膝痛を和らげる対策を解説

「朝起きて立ち上がると膝が痛い」「少し歩くと楽になるけれど、毎朝痛みを感じる」そんな経験はありませんか?
朝だけだからと放置してしまう方も多いですが、膝の痛みは身体からのサインかもしれません。

今回は、起床時に膝が痛くなる原因や対策、自宅でできるセルフケアについて、パーソナルトレーナーの視点から解説します。
起床時に膝が痛くなる主な原因
① 関節や筋肉のこわばり
寝ている間は身体を動かさないため、関節液の循環が少なくなります。その結果、朝起きた直後は関節や筋肉が硬くなり、動き始めに痛みを感じることがあります。
歩き始めると痛みが軽くなるケースは、このこわばりが原因であることも少なくありません。
② 太ももの筋力低下
膝は筋肉によって支えられています。特に太ももの前側(大腿四頭筋)が弱くなると、膝関節への負担が増え、朝の動き始めに痛みが出やすくなります。
③ 姿勢や歩き方のクセ
猫背や反り腰、O脚・X脚などの姿勢のクセは、知らないうちに膝へ偏った負担をかけています。
毎日の積み重ねが、朝の膝痛として現れることもあります。
40代以降では、変形性膝関節症の初期症状として「朝だけ痛い」「動き始めだけ痛い」という症状がみられることがあります。
痛みが続く場合や腫れを伴う場合は、整形外科を受診しましょう。
自宅でできる膝痛対策
朝起きる前に足首を動かす
いきなり立ち上がるのではなく、ベッドの上で足首をゆっくり動かしましょう。
血流が良くなり、関節の動きもスムーズになります。
太もものストレッチ
前もも・裏もも・ふくらはぎをゆっくり伸ばすことで、膝への負担を軽減できます。
膝を支える筋肉を鍛える
膝そのものを鍛えることはできませんが、膝を支える筋肉を強くすることで負担を軽減できます。
おすすめの運動
- 椅子からの立ち座り
- スクワット(浅めから)
- レッグエクステンション
- ヒップリフト
- お尻の筋力トレーニング
痛みが強い場合は無理をせず、痛みのない範囲で行いましょう。

こんな症状は医療機関へ
次のような症状がある場合は、セルフケアだけで済ませず整形外科などの医療機関へ相談しましょう。
- 痛みが何週間も続く
- 膝が大きく腫れている
- 熱感がある
- 歩けないほど痛い
- 階段の上り下りが困難
- 転倒やケガのあとから痛みがある
原因を正しく把握することが、改善への第一歩です。
膝の負担を減らすには身体全体を整えることが大切
膝が痛いからといって、原因が膝だけにあるとは限りません。
股関節や足首の動き、姿勢、体幹の安定性、筋力バランスなど、身体全体を整えることで膝への負担を軽減できるケースは多くあります。
自己流で運動すると、かえって膝へ負担をかけてしまうこともあります。そのため、自分に合った運動方法を知ることが大切です。


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